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【仙台89ERSとは】Bリーグ東地区を熱くするクラブの魅力と成長の軌跡を徹底解説

仙台89ERSとは?東北の誇りを背負うプロバスケットボールクラブ

仙台89ERS(読み:せんだいエイティナイナーズ)は、宮城県仙台市を本拠地とするプロバスケットボールチームで、BリーグのB1東地区に所属しています。チーム名「89ERS」は、仙台市が政令指定都市に昇格した年である1989年にちなんで名付けられました。地域の誇りを背負い、常に熱いプレーでファンを魅了し続けるこのクラブは、2005年の創設以来、地道に歴史と実績を積み重ねてきました。

運営・組織体制と拠点情報

仙台89ERSは、株式会社仙台89ERSが運営母体を務めています。代表者は元選手でもある志村雄彦氏で、選手・GM・代表という多様な役割を経験したリーダーのもと、クラブは一丸となって地域と共に成長を目指しています。

ホームアリーナは「ゼビオアリーナ仙台」。この施設は仙台市太白区あすと長町に位置し、収容人数は約4,660人。モダンで快適な観戦環境を備えており、Bリーグの中でもトップクラスの設備を誇ります。

チームカラーとロゴに込められた思い

仙台89ERSのチームカラーは「ナイナーズイエロー」。この鮮やかなイエローは、クラブの情熱と仙台の輝きを象徴する色として、ファンにも深く愛されています。ロゴには、バスケットボールと“89”の数字を巧みに組み合わせ、スピード感と力強さを表現しています。

歴代の歩みとBリーグでの戦績

2005年の創設後、仙台89ERSはbjリーグ(旧プロバスケットボールリーグ)に参入。2016年のBリーグ開幕とともに、新たな時代へと突入します。目立った戦績としては、2019-20シーズンにB2東地区を制覇。この年はコロナ禍によりシーズンが途中で終了したものの、チームは高い勝率を誇り、B1昇格を果たしました。

その後、B1の壁に直面しながらも、チームは戦力補強や育成強化を継続。現在ではB1東地区に定着し、上位争いにも名を連ねるようになっています。

ヘッドコーチ:ダン・タシュニーの戦術的ビジョン

現ヘッドコーチはアメリカ出身のダン・タシュニー氏。戦術眼に優れ、ディフェンス重視のスタイルでチームを再構築。若手とベテランの融合を図りながら、勝てる集団づくりに注力しています。彼のリーダーシップは、チームの粘り強いプレースタイルと試合終盤の勝負強さにも表れています。

注目選手と成長するロスター

仙台89ERSは、国内外から有望な選手を獲得し続けています。日本人選手では、堅実なガード陣が司令塔として機能し、外国籍選手は得点力とリムプロテクションを担う存在としてインサイドを支えています。特に若手の台頭が目覚ましく、育成型クラブとしての評判も高まりつつあります。

永久欠番「89」に込められたメッセージ

仙台89ERSには、クラブの象徴として「89」が永久欠番として登録されています。これはチーム名に由来する数字であり、クラブの原点と誇りを象徴するものです。選手個人の背番号ではなく、クラブ全体を象徴する数字が欠番になっている点は、他クラブに見られない独自の文化を示しています。

地域との連携と社会貢献活動

仙台89ERSは地域密着型クラブとして、地元仙台市や宮城県全体と密接に連携しています。小中学校でのバスケットボール教室や地域イベントへの積極参加、震災復興支援など、スポーツを通じた社会貢献活動を展開。ファンとの絆を深めるこうした取り組みが、地域からの信頼を厚くしています。

ゼビオアリーナの臨場感と観戦文化

ゼビオアリーナ仙台は、その音響・照明・視界設計が優れており、観戦体験に定評があります。チームカラーのナイナーズイエローに身を包んだブースターたちは、熱い応援で試合会場を一体感に包み込みます。Bリーグ随一のホームアリーナ体験を提供する場として、他クラブファンからも注目されています。

B1定着と未来への展望

仙台89ERSは今、B1定着期に入り、新たな挑戦に突入しています。中長期的にはプレーオフ進出、さらにはBリーグチャンピオンを目指す段階へと移行。育成型クラブとしての基盤を活かしながら、実力ある選手獲得や育成による戦力強化が鍵を握ります。

また、地域経済や行政と連携した「スポーツ×まちづくり」への貢献も見逃せません。東北の玄関口・仙台から全国に発信する“ナイナーズカルチャー”の醸成が、今後の成長に大きな影響を与えると期待されています。

ファンと共に歩むクラブとして

仙台89ERSの最大の魅力は、ファンとともに築く一体感です。勝利だけでなく、共に闘い、共に喜び、地域に愛されるクラブであり続けるという姿勢が、多くの支持を集めています。今後のシーズンも「GO!ナイナーズ!」の掛け声とともに、熱く熱く、Bリーグを盛り上げてくれることでしょう。

まとめ:仙台89ERSの現在地とこれから

東北・仙台を拠点にBリーグを沸かせる仙台89ERS。地域に根ざした活動、熱量のあるブースター、そしてチーム一丸の戦いぶりが、このクラブの強みです。これからもB1の舞台で輝き続け、さらなる飛躍が期待されます。

ゼビオアリーナでの一戦一戦が、地域の希望となり、ファンの記憶に刻まれる——そんなクラブの“今”を、ぜひ体感してみてください。

【レバンガ北海道完全ガイド】Bリーグを牽引する北のクラブの歴史・戦力・最新動向まとめ

北の地から日本バスケを支える「レバンガ北海道」とは?

レバンガ北海道は、北海道札幌市を本拠地とするBリーグ所属のプロバスケットボールクラブ。B1東地区に属し、2011年に創設されて以来、北海道唯一のトップリーグチームとして地域に根差した活動を展開してきました。クラブ名「レバンガ」は、「がんばれ」の倒語に由来し、道民の声援に支えられて成長してきた象徴的な存在です。

クラブ創設の原点:レラカムイ北海道からレバンガ誕生へ

2007年にJBL所属の「レラカムイ北海道」として発足したチームは、度重なる経営危機を経て2011年、当時のキャプテン折茂武彦が自ら法人を設立し「レバンガ北海道」として再出発を遂げました。この選手兼代表という異例のスタートは、日本スポーツ史でも珍しい事例として語り継がれています。

本拠地とホームアリーナ:北海きたえーると道内各地への広がり

ホームアリーナは札幌市の「北海きたえーる」(北海道立総合体育センター)で、収容人数は約10,000人。近年は帯広・旭川・函館・釧路など道内各地でも公式戦を実施し、北海道全域でバスケットボール文化の浸透に取り組んでいます。

チームカラー・マスコット・チアの魅力

レバンガ北海道のチームカラーは「グリーン・ラベンダーパープル・ゴールド」。マスコットキャラクター「レバード」はオオワシをモチーフにした人気者で、地域イベントやPR活動でも活躍中です。公式チア「パシスタスピリッツ」もまた、試合の華として観客を盛り上げています。

ファン文化と“全緑”の一体感

レバンガ北海道のホームゲームは、ファンとチームが一体となる“全緑”文化が特徴です。アリーナを彩るグリーンの応援Tシャツやタオル、地元メディアと連携した応援番組などが充実し、地域に根差した熱狂的なファンベースを築いています。特に、地元の学校・企業との連携で来場者数を伸ばす「学生無料招待デー」などの施策も、観客動員増に大きく寄与しています。

2025-26シーズン体制:ロイブル体制再始動、富永啓生が鍵握る

2025-26シーズンは、小野寺龍太郎HCの退任を受け、トーステン・ロイブルが再び指揮を執ることに。過去にもチームを率いた経験を持つ名将の再登板に、ファンの期待も高まっています。新戦力としては、Gリーグ・マッドアンツから富永啓生が加入。さらに、長崎ヴェルカから木林優、新人の市場脩斗などが加わり、若さとスピードを備えた布陣が整いました。

永久欠番と伝説のレジェンドたち

レバンガ北海道には2つの永久欠番が存在します。背番号9の折茂武彦は、創設時からチームを支えた象徴的存在で、2020年に引退とともに永久欠番に。さらに、2023-24シーズンをもって引退した桜井良太の背番号11も2024年に永久欠番として制定されました。

育成強化とU18チームの可能性

2020年代後半からレバンガ北海道は育成型クラブへの転換も進めており、U18チームの本格始動を含めたアカデミー整備に力を入れています。地元の高校や大学との連携、ジュニアユースの強化によって、北海道出身選手のトップ昇格も期待されており、持続可能な戦力供給を狙います。

クラブ経営の変遷:2025年、新オーナー誕生

2025年6月には、株式会社タイミー代表・小川嶺氏がクラブの新オーナーに就任。若き起業家がスポーツ経営に参入したことで、チームはテクノロジーやSNS戦略に強い経営スタイルへと進化。将来的なクラブ価値向上と地域創生への波及効果が期待されています。

Bリーグ記録更新!エスコンフィールドでの歴史的一戦

2024年12月28日、レバンガ北海道は「エスコンフィールドHOKKAIDO」で三河と対戦。観客動員数は1万9762人を記録し、Bリーグ史上最多記録を更新しました。NPBの本拠地球場での開催はリーグ初の試みで、バスケットボールという枠を超えたスポーツエンターテインメントの象徴的な出来事となりました。

将来の展望:Bプレミア参入と国際戦略

Bリーグは2026-27シーズンからBプレミア構想を本格始動予定で、レバンガ北海道もそれを見据えた体制強化を行っています。アジア特別枠選手(ドワイト・ラモス)の積極活用や、NBA Gリーグ経験者の獲得など、国際志向の補強戦略も展開中。観客動員、成績、売上すべてにおいてBプレミア基準クリアが目標とされ、数年以内の上位進出が現実味を帯びています。

地域密着とSDGs:北海道との連携事業

レバンガ北海道は、北海道新聞社や地方自治体と連携し、スポーツを通じた地域活性化や青少年育成にも注力。バスケ教室、環境イベント、食育活動など、SDGsを意識した取り組みも年々増加。プロクラブの社会的意義を示すモデルケースとなっています。

まとめ:北のレバンガが描く「全緑」の未来

創設からの波乱の歴史、地域密着の姿勢、そしてBリーグでの存在感。レバンガ北海道は単なる地方クラブにとどまらず、日本バスケの多様性を体現する重要なチームです。2025-26シーズン、「なまら」をスローガンに掲げ、“ひたむきに、全緑で”戦う彼らの挑戦から目が離せません。

今後は、富永啓生ら若手の台頭に加え、新経営体制による戦略的なマーケティングが注目ポイント。Bリーグを支えるレバンガ北海道の進化を、今こそ全国のバスケファンが応援すべきタイミングです。

バスケ戦術の強力な味方!「コーチのタクティカルボード」アプリで直感的な戦略共有を実現

バスケットボール指導に革命を──「コーチのタクティカルボード」アプリとは?


バスケットボールの戦術指導をより直感的かつ視覚的に行いたい──そんな悩みを持つコーチやチーム関係者に最適なツールが、「コーチのタクティカルボード – バスケットボール」アプリだ。BLUELINDENが提供する本アプリは、iOSおよびAndroid双方に対応し、価格は無料。2024年8月26日の最新アップデートを経て、さらに実用性が向上している。

世界中で支持される指導アプリ──評価4.5の高評価と40か国での人気

本アプリは、世界中のバスケットボール関係者から高い支持を得ており、App StoreやGoogle Playにおける平均評価は4.5星。数千人のユーザーから「使い勝手が良く、安定した強力なアプリ」と高く評価されている。また、40か国近くでトップアプリとしてランクインしており、グローバルでもその実用性が認められている。

指導者が必要な時にすぐ使える──まさに「戦術ボードの発明」はこのアプリのためにあったと言えるだろう。短時間での共有・説明を可能にし、コーチと選手の意思疎通を円滑にしてくれる。

アプリの基本機能:戦術を“見える化”するボード機能


このアプリ最大の特長は、バスケットボールの戦術をタップやスライドといった直感的な操作で描ける点にある。プレイの流れやポジショニングをコート図に即座に描き込めるため、事前の作戦会議はもちろん、ハーフタイムや練習中にも迅速な情報共有が可能だ。

  • ハーフコート/フルコートの切り替え対応
  • 選手アイコンや番号、パス/ドリブル経路の表示
  • リアルタイムでプレイ説明が可能
  • 戦術データの保存と蓄積機能(無制限)

特に8種類のラインを使い分けられる「お描きツール」は、戦術の動きを多彩に表現可能で、選手への理解促進に貢献する。

コーチの使い勝手に配慮した“本当に現場で使える”設計

本アプリは、単なる描画ツールにとどまらない。コーチの現場ニーズを徹底的に洗い出し、それを反映した機能群が以下である:

  • プレーヤー名・番号・ポジションのカスタマイズ
  • 顔写真の登録が可能
  • ドラッグ&ドロップで簡単に交代が可能
  • チーム単位でプレーヤー編成が保存可能
  • 戦術・ドリルはフォルダ分けして管理可能
  • PDF・画像としてエクスポート(Facebook共有も)
  • ボード色、ボールサイズ、選手数などのカスタムも可能

つまり、戦術づくりからプレゼン、保存、分析まで一気通貫で行える“総合指導アプリ”と言っても過言ではない。

無料でも十分使える!さらに課金機能で上位互換へ

ほとんどの機能は無料版でも十分に使用可能だが、一部高度な機能はアプリ内購入でアンロック可能。毎回のアップデートでは新機能が無料で追加されることも多く、アップグレード後も継続的な恩恵を受けられる。

「まずは無料で使ってみて、必要に応じて課金」という段階的な導入が可能なため、コーチにとって導入のハードルが非常に低いのもポイント。

3×3バスケとの親和性も抜群──スピーディな戦術共有に対応

3×3バスケットボールは5人制に比べて展開が速く、スペースが限られているため、戦術共有の正確さとスピードが成否を分ける。その点、本アプリは3×3にも完全対応しており、以下のようなケースに効果を発揮する:

  • ピック&ロールやスイッチ対応の視覚化
  • 試合中の戦術変更を即座に共有
  • スペーシングやポジショニングの微調整を画面上で説明

また、3×3に特化したカスタムコートや人数設定も可能で、3人制特有の攻防をより明確に選手へ伝えることができる。

ユーザー評価とリアルな声:「これがなきゃ戦術説明ができない」

ユーザーからは以下のような評価が寄せられている:

「戦術が視覚化できるだけで、選手の理解度が倍増した」
「iPadで見せながら指示できるので、ハーフタイムの貴重な時間が有効活用できる」
「交代選手の入れ替えや顔写真付きの管理は本当にありがたい」
「PDFエクスポートが便利で、プリントして戦術資料としても使える」

戦術データの管理性が抜群──“引き出しの数”で差がつく


本アプリは、戦術やドリルをフォルダー別に保存できるため、指導の“引き出し”を数的にも質的にも増やすことができる。さらに、複数の戦略を並べて比較したり、特定の状況に応じたプレイブックを構築したりするなど、戦術構築の「再現性」においても優れている。

また、シーズン途中で新加入選手があっても、顔写真やポジションを簡単に追加編集できるため、アップデートもスムーズだ。

まとめ:タブレット1台で指導が変わる。今すぐ試すべき一手

「コーチのタクティカルボード – バスケットボール」は、現場の指導者、アシスタント、アナリストにとって必須のツールとなりつつある。無料で始められ、直感的な操作性、高度なカスタマイズ、そしてPDF出力まで完備。特に3×3バスケットボールとの親和性も高く、日本国内の現場でも活用が進んでいる。

あなたがもし、戦術の伝達や可視化に悩んでいるなら──このアプリはその悩みを一気に解決してくれるはずだ。ベンチワークの質を変えたい、勝てる戦術を構築したい、選手との戦術共有をスムーズにしたい──そう感じているすべての指導者にこそ、試してほしい。

河村勇輝、シカゴ・ブルズの一員としてサマーリーグへ出場!MJ愛語るインタビューも公開

河村勇輝、シカゴ・ブルズの一員として再びNBAサマーリーグへ

2025年7月10日(日本時間)、NBAの名門シカゴ・ブルズが公式SNS(X)で河村勇輝のインタビュー動画を公開した。動画には、ブルズの練習着を着用し、仲間たちと汗を流す河村の姿とともに、サマーリーグへの意気込みが映し出されている。NBAでのキャリアを切り拓こうとする若き日本人ガードの再挑戦が、いよいよ本格的に始まった。

「MJの大ファン」—伝説の地で始まる新たな挑戦

動画内で河村は、流暢な英語で次のように語っている。「僕はただ勝ちたい。ここにいられてすごくうれしいです。素晴らしいコーチ、素晴らしい組織、素晴らしい施設がそろっています。僕はMJ(マイケル・ジョーダン)の大ファンです。これは大きなチャンス。楽しみです。素晴らしいチームメートがいて、ここにいられてすごく幸せです。チームのために全力を尽くし、私たちは勝利を目指します」。

マイケル・ジョーダンというNBAの象徴がキャリアを築いた伝統の地・シカゴ。河村にとってブルズの一員としてプレーすることは、少年時代からの夢の延長線上にある。背番号37を背負い、彼は再び世界最高峰の舞台に立とうとしている。

2024年はNBA22試合出場、世界と戦った一年

河村は2023-24シーズン、Bリーグ・横浜ビー・コルセアーズからメンフィス・グリズリーズに2ウェイ契約で移籍。NBA公式戦22試合に出場し、1試合平均10分程度のプレータイムで存在感を示した。NBA初得点を記録した試合ではスティールからの速攻やアシストも披露し、現地ファンやメディアからも「Electric」「Fearless」と高く評価された。

さらに、2024年夏には日本代表としてパリ五輪に出場。グループリーグでは1試合平均20.3得点、7.7アシストと驚異的なスタッツを記録し、チームの中心として奮闘した。NBA、そして五輪を経験したことで、河村の視野とスキルセットは確実にレベルアップしている。

ブルズサマーリーグ初戦は7月12日、ラプターズと激突

ブルズの「NBA 2K26 サマーリーグ」初戦は、現地時間7月11日、日本時間で7月12日に行われる予定で、対戦相手はトロント・ラプターズ。同大会には、ニューヨーク・ニックスの馬場雄大やインディアナ・ペイサーズの富永啓生も出場する見込みで、日本人選手の競演に注目が集まっている。

サマーリーグは、ドラフト選手や若手、2ウェイ契約候補らが契約を争う格好の舞台。河村にとっても、次なる契約をつかむ「サバイバル」の場であり、結果が問われる大会となる。

ブルズ紹介文が語る“NBA級”の実績

ブルズが公開した河村の紹介には、以下のようなハイライトが記されていた:

  • 昨シーズン:メンフィス・グリズリーズで2ウェイ契約、NBA22試合に出場
  • Bリーグ2022-23シーズンMVP
  • パリ五輪2024:平均20.3得点、7.7アシスト

これらの実績は、すでに河村が“世界レベルのプレーメーカー”であることを証明している。とくにパリ五輪での活躍は、NBAスカウトたちにも大きな印象を与えた。

身長172cmでも世界を相手にできる理由

河村の身長は172cmと、NBAでは極めて小柄。しかし彼はそれを補って余りあるスピード、判断力、パスセンスを武器にしている。ピック&ロールでの展開力や、ボールハンドリング、ショットメイク能力には磨きがかかっており、「身長が足りない」とされていたかつての評価を覆す実力を身につけている。

ブルズのような守備に強いチームにおいても、河村のアジリティと視野の広さは攻撃の起点として期待される要素だ。ハーフコートでもフルコートでも、その“瞬間を読む力”が勝敗を左右する場面が多々ある。

現地ファン・メディアも注目「サイズを超える闘志」

現地メディアも河村に注目。「小柄だが電光石火の動きと創造性が魅力」「試合のテンポを一変させるPG」「ブルズにとってユニークなオプションになる可能性がある」といったポジティブな評価が並ぶ。

また、ファンの間でも「マイケル・ジョーダン以来初めてブルズで応援したくなった選手」「世界で通用する日本人PG」など、応援の声が相次いでいる。

今後の去就に注目、Bリーグ復帰の可能性も

サマーリーグの結果次第では、再びNBA本契約または2ウェイ契約を勝ち取る可能性もある。一方で、もし契約に至らなかった場合はGリーグやBリーグ復帰の可能性も現実的選択肢として残されている。

河村は現在フリーエージェント(FA)状態であり、柔軟な進路選択が可能な立場だ。2025-26シーズンをNBAで迎えるのか、日本へ戻るのか。注目は尽きない。

まとめ:河村勇輝が“世界のKAWAMURA”になる瞬間は近い

河村勇輝は、ただの日本代表PGではない。身長のハンディを超えて、世界を相手に戦うリアルな「挑戦者」である。シカゴ・ブルズのユニフォームを身にまとい、再びNBAのステージへ向かう姿は、これからの日本バスケットボール界においても重要な意味を持つだろう。

サマーリーグ初戦から彼がどれだけインパクトを残せるか。今後のキャリアを占う大一番に向けて、河村の一挙手一投足に世界が注目している。

滋賀レイクス長谷川比源、Gリーグ国際ドラフト10位指名!クラブもNBA挑戦を全面支援へ

Gリーグ国際ドラフトで注目の快挙、長谷川比源が10位指名

2025年7月9日(日本時間)、NBA Gリーグの「インターナショナルドラフト」が開催され、日本のバスケットボール界に明るいニュースが飛び込んできた。B1リーグの滋賀レイクスに所属する若手フォワード、長谷川比源(はせがわ・ひげん)が、全体10位でウェストチェスター・ニックスに指名される快挙を達成。その後のトレードで交渉権はモーターシティ・クルーズ(デトロイト・ピストンズ傘下)へと移動した。

このインターナショナルドラフトは、アメリカ国外の若手選手に焦点を当てた制度で、NBAを目指す世界中の有望株が対象となる。今年はベルギー、ブラジル、イスラエル、ニュージーランド、スペイン、ドイツなどから17名が指名された中で、長谷川の名前が10位という高順位で呼ばれたのは、将来性への高い期待の表れだ。

長谷川比源とは何者か?神大中退から滋賀入り、そしてGリーグ指名へ

2005年5月生まれの長谷川は、現在20歳。ポジションはスモールフォワード兼パワーフォワードで、身長202cm・体重85kgという恵まれた体格を誇る。神奈川大学に進学するも2024年に中退し、同年12月にB1の滋賀レイクスと契約してプロの道へ進んだ。

2024-25シーズンの途中加入ながら、滋賀では18試合の先発を含む34試合に出場。平均5.7得点・3.7リバウンドという安定した数字を記録した。特に守備面での成長が評価されており、ウイングポジションでのマッチアップの柔軟さ、リムへのドライブ対応、ヘルプディフェンスの判断などが高く評価されている。

クラブも支持、NBA挑戦への意志を尊重した滋賀レイクスの姿勢

今回のGリーグ指名を受け、滋賀レイクスは公式サイトを通じて声明を発表。そこでは、長谷川のNBA挑戦に対して前向きなスタンスを明示しており、「入団当初より、NBA挑戦への意向を確認していた」「Gリーグドラフトへのエントリーも容認していた」との言葉が並んだ。

さらに「交渉権を持つクルーズと長谷川選手の交渉結果を待ちつつ、今シーズンの活動について協議を続ける」とも記載されており、選手の夢とクラブの契約責任を両立する方針が伺える。この柔軟かつ戦略的なアプローチは、他クラブにとっても一つの模範と言えるだろう。

若手育成リーグ「Gリーグ」の役割と意義

NBA Gリーグは、NBAに直結する育成リーグとして2001年に創設された。過去には八村塁や渡邊雄太もこのリーグでキャリアのステップアップを果たしており、現在では30チーム以上がNBAの下部組織として連携している。特に2020年代以降は、世界各国からの若手選手がチャレンジする「登竜門」としての役割をより色濃くしている。

今回、長谷川が指名を受けたモーターシティ・クルーズは、デトロイト・ピストンズの傘下チーム。選手育成の実績があり、ガードからビッグマンまで様々なタイプの選手をNBAに輩出してきた。長谷川にとっても、NBA入りへの大きなチャンスとなる環境だ。

今後の焦点は「契約」か「留任」か?

指名はされたものの、Gリーグでプレーするには実際に契約を結ぶ必要がある。その交渉は今後数週間以内に行われると見られ、長谷川とモーターシティ・クルーズの双方が合意に至るかが注目される。

仮に合意に至れば、Gリーグでのプレーが決定し、日本人選手として新たな道を切り拓く存在となる。一方で、契約に至らなかった場合は、引き続き滋賀レイクスでのプレー継続というシナリオも残されており、クラブとの話し合いが鍵となる。

先人たちとの比較、そして長谷川に期待される将来像

これまでGリーグを経てNBA入りした日本人選手としては、渡邊雄太(現・FA)、馬場雄大(メルボルン・ユナイテッド)らが知られている。彼らに共通するのは、Gリーグでタフな環境に揉まれながらも、着実に自分のプレーを研ぎ澄ませていった点だ。

長谷川はまだ20歳という若さ。サイズ、ポジション、スキルセットを総合的に見ても、伸びしろは大きい。特にアウトサイドシュートの精度向上、フィジカルコンタクトの対応力、ゲームメイク力が加われば、NBAでも十分通用するポテンシャルを秘めている。

日本バスケ界に与えるインパクトとファンの期待

Gリーグインターナショナルドラフトでの日本人選手の高順位指名は、日本バスケットボール界にとっても大きな意味を持つ。国内外のスカウトが日本リーグの若手に注目するきっかけにもなり、今後の人材流動性を促進する可能性がある。

SNSやファンコミュニティでも「未来のNBAスター誕生か?」「滋賀の対応が素晴らしい」といった声が相次いでおり、長谷川の挑戦を後押しするムードが高まっている。彼の一挙手一投足が、日本の若手アスリートに大きな希望と刺激を与えることだろう。

まとめ:一歩踏み出した長谷川比源、世界への扉は今開かれる

2025年夏、長谷川比源の名前がGリーグのドラフトで読み上げられた瞬間、日本バスケ界に新たな風が吹き込んだ。NBAという夢への挑戦は、簡単な道ではない。しかし、クラブとファンの支援を受けながら、一歩ずつ階段を登っていく姿こそ、多くの若者の道しるべとなる。

今後の交渉、そして去就の決定は、彼のキャリアにとって大きな岐路となる。GL3x3では引き続き、長谷川比源の動向を追っていく。

サンダーの新時代を担うホルムグレンが362億円契約!NBA最注目センターの成長と未来

サンダーの未来を担うビッグマン、ホルムグレンが超大型契約締結


NBA2024−25シーズンの覇者、オクラホマシティ・サンダーが今オフ、フランチャイズの未来を託すべき選手との契約に踏み切った。7月9日(日本時間)、同チームに所属する若きセンター、チェット・ホルムグレンが5年最大2億5000万ドル(約362億5000万円)という超大型延長契約に合意したと『ESPN』が報道。ルーキースケールにおけるマックス額での延長契約であり、全額保証の内容だという。

この契約は2026−27シーズンから適用され、ホルムグレンの価値がサンダーにとっていかに大きいかを物語っている。

デビューまでの困難と、見事な復活劇

ホルムグレンは2022年のNBAドラフト全体2位でサンダーに指名された。216cm・96kgという恵まれた体格とスキルセットを武器に、即戦力としての期待を背負っていたが、ドラフト後すぐに右足を負傷。ルーキーイヤーとなる2022−23シーズンを全休するという苦しいスタートを強いられた。

しかし、2023−24シーズンにようやくデビューを果たすと、その実力はすぐに証明されることになる。レギュラーシーズン82試合に出場し、平均29.4分のプレータイムで16.5得点・7.9リバウンド・2.4アシスト・2.3ブロックという堂々たる成績を残した。3ポイント成功率も37.0%と高精度で、ビッグマンでありながらも柔軟なアウトサイドシュートを誇る。

2年目のシーズンも高水準のパフォーマンス


2年目となる2024−25シーズンは、11月に骨盤を骨折する不運に見舞われたものの、シーズン全体では32試合に出場。平均15.0得点・8.0リバウンド・2.2ブロックという安定した数字を残し、攻守両面での存在感を維持した。

特に目を引いたのは、NBAファイナル第7戦でのパフォーマンス。インディアナ・ペイサーズを相手に18得点・8リバウンド・5ブロックという数字を叩き出し、サンダーの優勝に決定的な影響を与えた。NBAファイナル第7戦での「5ブロック」という記録は、1974年の公式スタッツ導入以降で最多となる偉業である。

史上に残る2シーズン目までの成績

NBAキャリアわずか2シーズンで、ホルムグレンはブロックショット261本、3ポイント成功173本を記録。キャリア最初の2シーズンで「3P成功150本以上&ブロック250本以上」というデータを達成したのは、歴代でわずか3選手のみ。ホルムグレン以外では、ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)とクリスタプス・ポルジンギス(ホークス)だけという極めて稀有な存在である。

サンダーが築く黄金時代の中核として

オクラホマシティ・サンダーは、2024−25シーズンにリーグトップの68勝14敗でレギュラーシーズンを終え、プレーオフでも16勝7敗と圧倒的な強さを見せつけてフランチャイズ初のNBAチャンピオンに輝いた。

この王者チームの中核として、ホルムグレンの存在は欠かせない。スーパースターであるシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)との連携はますます精度を増しており、ペイント内での支配力と3ポイントライン外からの柔軟な対応力は、今後もチームの命運を左右する大きな要素となる。

なお、SGAも今オフに4年2億8500万ドル(約413億円)のスーパーマックス契約に合意しており、サンダーは完全に「若き中核の長期囲い込み」に成功した形だ。

今後の焦点は“第3の柱”の契約

サンダーは、ホルムグレンとSGAという2人の核に加え、現在23歳のジェイレン・ウィリアムズ(Jalen Williams)とも延長契約交渉中とされている。彼は今季平均18.8得点・4.5リバウンド・4.6アシストを記録し、まさに「第3の柱」としての地位を確立しつつある。

仮に彼とも長期契約を結ぶことになれば、サンダーは2020年代後半から2030年代前半にかけて“黄金時代”を築くための基盤を完全に固めたことになるだろう。

ファンとメディアの反応:「当然」「未来への投資」


ホルムグレンの契約報道を受け、現地ファンやメディアの反応は極めて好意的だ。「当然の契約」「サンダーが長期的視野で動いている証」「SGAとホルムグレンのコンビはNBAでも屈指」といった声がSNSを中心に広がっている。

また、ブロック力と外角シュートを兼備する次世代型センターとして、ホルムグレンは「アンチ・ヨキッチ」「ウェンバンヤマとのライバル関係の軸」といった見方もされており、今後もNBA全体のストーリーラインの中心に存在し続けるだろう。

まとめ:サンダーは次世代の覇権チームとなるか

ホルムグレンとの巨額契約に踏み切ったことで、サンダーは「未来への巨大な投資」を完了させた。この動きが正しかったかどうかは、来季以降の結果がすべてを語るだろう。

しかし、少なくとも今の時点では、若さ・才能・実績・忠誠心を兼ね備えた選手をチームに引き留めたことは、NBAの成功哲学における“王道”と言える。

2025−26シーズン以降、ホルムグレンがさらなる飛躍を遂げ、サンダーを常勝軍団へと押し上げるのか――その歩みから目が離せない。

デビン・ブッカーがサンズと2年211億円で超大型再契約|NBA史上最高年俸で忠誠を示す“フランチャイズの象徴”

デビン・ブッカーが2年211億円でサンズと再契約、リーグ史上最高年俸を更新

2025年7月10日(現地9日)、NBA界に激震が走った。フェニックス・サンズとデビン・ブッカーが2年総額1億4500万ドル(約211億5000万円)という超大型の延長契約に合意したと、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

この契約は年平均で7250万ドル、日本円にして約105億円に相当し、NBA史上でも“契約延長としての年俸”において最高額となる。ブッカーは現在28歳、サンズ一筋で10シーズンを過ごしてきたフランチャイズプレーヤーであり、その忠誠心と実績がついに歴史的評価を受けた格好だ。

ケンタッキー出身のスコアラー、サンズの顔として10年

デビン・ブッカーは2015年のNBAドラフトで全体13位指名を受け、名門ケンタッキー大学からサンズ入り。当時はまだ19歳だったが、瞬く間にNBAの舞台で頭角を現す。

2017年にはNBA史上6人目となる「1試合70得点」を達成。2021年にはクリス・ポールとともにチームを1993年以来となるNBAファイナルへと導き、“攻撃型シューティングガード”としての地位を確立。2022年にはオールNBA1stチームにも選出された。

この10年でブッカーが築いたのは数字だけではない。若手時代からサンズ低迷期を支え、勝てない時代でもチームに残った彼は、フランチャイズにとって“最も信頼できる資産”そのものである。

契約内容と年俸推移|史上最大の評価額

ブッカーはすでに2022年にサンズと5年総額2億2400万ドル(約3160億円)のマックス契約を交わしており、今回の2年延長で2029–30シーズンまで契約が確定した。今回の延長部分のみでも、平均7250万ドル=年間105億円超。以下は彼の今後の年俸予測である。

  • 2024–25:50.0M(既存契約)
  • 2025–26:53.5M
  • 2026–27:57.8M
  • 2027–28:62.4M
  • 2028–29:66.2M
  • 2029–30:72.5M(今回の延長契約)
  • 2030–31:72.5M

NBAはサラリーキャップの上昇を背景に契約額がインフレ化しているが、今回の金額はレブロン・ジェームズやステフィン・カリーらの全盛期契約をも上回る。

忠誠の選択:FA市場が騒がしい中での決断

2025年のオフシーズンは、大物選手の移籍ラッシュが話題を集めている。ヤニス・アデトクンボやドノバン・ミッチェルらがトレードの噂に包まれ、ケビン・デュラントやジェイレン・ブラウンらも移籍先として注目される中、ブッカーはあくまで“フェニックスへの忠誠”を貫いた。

現役選手で10年以上同一チームに在籍しているのは、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)、ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)、ヤニス(バックス)、リラード(バックス/ブレイザーズ)など、ほんの一握りだ。ブッカーもその一員として名を連ね続けることとなる。

チーム再建の中心に立つ男、課題と期待

サンズは2023–24シーズンにケビン・デュラント、ブラッドリー・ビール、ユスフ・ヌルキッチらを擁した“スーパーチーム”を編成したが、結果は36勝46敗と低迷。プレーオフ進出も逃し、ヘッドコーチのフランク・ボーゲルも解任された。

チームは再建を迫られ、現在は新体制下での再スタートを切っている最中だ。だが、今回のブッカー残留は、再建の軸が「不動」であることを意味する。

新たに加入した若手やドラフト指名選手との融合が鍵となる今後の展望において、ブッカーがロッカールームの“精神的支柱”であることは間違いない。

SNSやファンの反応|「サンズの神話は終わらない」

この契約報道を受け、NBAファンの間では祝福と称賛の声が相次いだ。

  • 「デビン・ブッカーはサンズそのものだ」
  • 「忠誠心の時代が終わったと思ってたが、彼が証明してくれた」
  • 「金額は狂ってるが、サンズにとっては安い買い物」

また、NBA関係者の間では「この契約はチームの再建の中心に“安定”をもたらす」と高評価されており、経営陣にとってもチケット販売やスポンサー契約面でのメリットは計り知れない。

今後の展望:歴史を築く“サンズ一筋の男”へ

NBAの歴史において、1チームでキャリアを終えた名選手は限られる。コービー・ブライアント(レイカーズ)、ティム・ダンカン(スパーズ)、ノビツキー(マーベリックス)といった伝説たちが築いた“フランチャイズの象徴”としての道を、ブッカーも歩み始めている。

キャリア通算では既に14000得点を突破し、3000アシストも達成。今後5年で通算20000得点を超える可能性も高く、サンズの“永遠の顔”としてのレガシーはさらに強固なものになるだろう。

まとめ:記録と忠誠でNBAに残る存在へ

今回の契約は、金額のインパクトもさることながら、デビン・ブッカーという選手の「忠誠」「信頼」「実力」を証明するものとなった。

史上最大年俸という称号は、時が経てば更新されるかもしれない。しかし「サンズのためにプレーし続ける男」としてのブッカーの姿勢は、未来永劫、NBAファンの記憶に残るはずだ。

2025–26シーズン、サンズとブッカーの新たな挑戦に注目が集まる。

B2奈良が米国出身のビッグマン2名を獲得!ダラス&ブレイクフィールドが描く新シーズンの挑戦とは?

バンビシャス奈良が米国出身の実力派ビッグマンをダブル補強

B2リーグ所属のバンビシャス奈良が、2025-26シーズンに向けてチームのインサイドを強化すべく、2人のアメリカ出身ビッグマンを新たに迎え入れることを発表しました。ジョーダン・ダラス(28歳)とジェイミン・ブレイクフィールド(24歳)という、年齢・経歴ともに異なる二人の選手がどのように奈良の戦力として機能するかに注目が集まっています。

ジョーダン・ダラス:欧州で実績を積んだ208cmの万能ビッグマン

ジョーダン・ダラスは、シアトル大学出身で、身長208cm・体重108kgという恵まれた体格を持つパワーフォワード兼センターです。大学卒業後、ヨーロッパの中堅リーグでプロキャリアをスタートし、デンマークやチェコ、ドミニカ共和国など複数国を渡り歩きながら経験を積んできました。

特に2024-25シーズンに在籍したチェコリーグでは、1試合平均12.5得点、8.3リバウンド、1.1アシストという安定感あるスタッツを記録。リムプロテクターとしての能力に加え、攻守の切り替えにも強みを持っており、インサイドの起点として期待がかかります。

ヨーロッパでは語学習得や文化適応にも積極的に取り組み、チーム内のコミュニケーションを円滑にするタイプと知られており、奈良でもその人間性が活きると見られています。

ジェイミン・ブレイクフィールド:NCAAスイート16経験の新星フォワード

一方、24歳のジェイミン・ブレイクフィールドは、NCAAディビジョン1のミシシッピ大学でプレー。最終学年の2024-25シーズンには、36試合に出場して11.1得点、4.3リバウンド、1.8アシストを記録しました。チームをNCAAトーナメント「スイート16(ベスト16)」に導くなど、注目の活躍を見せた選手です。

203cm・103kgというサイズに加え、パワーとスキルを兼ね備えたモダンタイプのパワーフォワードであり、ペリメーターシュートにも長けています。Bリーグでのプレーは初めてとなるものの、大学での実戦経験は豊富で、即戦力としての期待が高まります。

チーム関係者によれば、ブレイクフィールドは「とにかくバスケに真面目で研究熱心」なタイプ。フィルムスタディを欠かさず、チームの戦術理解度の高さにも定評があり、プロ初年度ながら“ゲームIQ”の高さも大きな武器となりそうです。

本人コメント:日本での挑戦に対する意気込み

ジョーダン・ダラスは以下のようにコメントしています。

「バンビシャス奈良の一員になれることをとても嬉しく思います。日本についてはこれまでに良い評判をたくさん聞いてきましたし、そんな国でバスケットをプレーできることを誇りに思っています。この機会を与えてくれたクラブ関係者の皆さんに心から感謝します。チームメイト、そしてファンの皆さんに会える日を心待ちにしています」。

ジェイミン・ブレイクフィールドも初のプロ契約にあたり、次のようにコメントを寄せました。

「日本に来るのがずっと夢でした。その日本でプロキャリアをスタートできるなんて、まさに夢がかなった気分です。奈良という美しい街で、バスケットに全力を尽くし、最高のシーズンを送れるよう全力で挑みたいと思います」。

チーム構成と期待される役割

2024-25シーズン、バンビシャス奈良はB2西地区で中位に留まり、昇格プレーオフ進出を逃しました。その中で最も顕著な課題とされたのが、インサイドの層の薄さとフィジカル面での戦力差です。特にリバウンドやペイント内の得点で後手に回る場面が多く、試合の主導権を握れないことがありました。

今回のダラスとブレイクフィールドの加入により、高さと強さ、さらにはスキルを兼ね備えたビッグマン2名が加わることで、インサイドの厚みが飛躍的に増すことが見込まれています。ダラスにはディフェンスの要としてペイントエリアを守る役割が、ブレイクフィールドにはストレッチ4としての得点力とスペースメイクが期待されるでしょう。

“地域密着”と“外国籍選手の融合”に挑む奈良の育成方針

バンビシャス奈良はBリーグ設立当初から“地域密着”を掲げて活動してきたクラブです。奈良県出身の選手育成、学校訪問やクリニックなど地道な普及活動にも力を入れており、外国籍選手に対しても積極的に地域文化への理解を促す施策を講じています。

チーム内の日本人選手には若手が多く、経験値に課題がある一方、今回のように国際経験が豊富な外国籍選手を招くことで、ロッカールーム内での学び合いやスキル共有が活性化することも狙いの一つです。とりわけブレイクフィールドのようなプロ1年目の選手が“地域と共に育つ”姿勢を見せることは、クラブ理念にも合致しています。

Bリーグにおける外国籍ビッグマン補強のトレンド

2025年夏、Bリーグ全体では外国籍ビッグマンの補強が活発に進められています。B1長崎ヴェルカはアキル・ミッチェルを獲得、B2神戸にはヨーリ・チャイルズが加入、B3立川にはLJ・ピークが移籍するなど、ポジション問わず“即戦力”外国籍選手を求める流れが加速しています。

その背景には、2026年に向けてBプレミア昇格を視野に入れた各クラブの競争力強化、さらにグローバル化が進む中での市場価値上昇への対応などがあります。バンビシャス奈良もその流れに乗る形で、戦力の底上げを急ピッチで進めている印象です。

今後の展望と奈良の挑戦

2025-26シーズンのB2リーグは、新設Bプレミアを見据えた正念場の年。各クラブとも昇格を目指す中で、バンビシャス奈良は「まずは地区上位確保」が至上命題となります。その鍵を握るのが、今回獲得した2人のビッグマン。彼らのフィット次第で、チームのプレースタイルは大きく変化する可能性があります。

奈良という土地が持つ独特の温かさと、選手たちのプロフェッショナリズムが融合することで、地元のファンとの絆もより強固になるでしょう。ダラスとブレイクフィールド、2人の新戦力はただの補強選手ではなく、クラブと地域の未来をつなぐ“象徴的な存在”となる可能性を秘めています。

能登に笑顔と希望を──篠山竜青らがバスケで届けた「88 SMILE in Noto」の挑戦

バスケの力で被災地に笑顔を――「88 SMILE in Noto」が石川県輪島市で開催

2025年6月28日、石川県輪島市の日本航空高等学校石川にて、特別な復興支援イベント「88 SMILE in Noto」が開催された。主催者は、川崎ブレイブサンダース所属の篠山竜青、ベルテックス静岡の橋本竜馬、そして元横浜ビー・コルセアーズの湊谷安玲久司朱。彼らが所属する団体「88 Basketball」が企画し、能登半島地震の被災地に笑顔と希望を届けるために実施されたプロジェクトだ。

この取り組みは、単なる慰問や訪問にとどまらず、現地の子どもたちと「リアルな交流」を通じて心の復興を目指すものであり、今後の地域との継続的な関係性の構築も視野に入れた意義深いものとなっている。

イベント前日:被災地を自らの目で確認

6月27日、イベント開催に先立ち、選手たちは地元の3×3プロクラブ「ECHAKE-NA NOTO(エチャケーナ・ノト)」の池田智美選手らとともに、能登半島の被災地を視察。輪島市朝市通りの焼失跡地では、観光名所として知られた一帯が完全に更地となり、かつての賑わいの痕跡がまったく見えない現状に言葉を失ったという。

また、国の重要文化的景観でもある「白米千枚田」にも足を運び、崩落が激しいエリアと復旧が進んでいるエリアとのギャップを目の当たりに。さらに、最大で8〜9割の家屋が解体対象となった南志見地区を訪れ、地元のカフェや福祉施設を運営する経営者たちと直接対話する機会を得た。

「人のいない場所を元気にし、人が戻ってこられるようにすることが再生の第一歩」と語る地元の方々の姿勢に、選手たちは大きな刺激を受けたという。

イベント当日:子どもたちと心の交流

6月28日当日には、輪島市、珠洲市、志賀町、金沢市などから約50名の子どもたちが会場に集まった。午前中には選手たちによるトークショーが実施され、子どもたちからの様々な質問に笑顔で答える場面が続いた。

「ミスをしたときの切り替え方」や「フリースローのコツ」といった実践的な質問に加え、「バスケ人生で一番うれしかったプレーは?」という質問も飛び出した。

篠山は、2018年のワールドカップアジア地区予選・オーストラリア戦で、自身が決めた逆転レイアップシュートを挙げ、「あの瞬間は、一生忘れない」と語った。一方、橋本は「けん玉で複数の玉を一気に皿に載せた時!」と答え、会場を笑いで包み込んだ。

昼食交流:ゴーゴーカレーで心と体を満たす

昼食には、石川県のソウルフードとも言える「ゴーゴーカレー」が提供され、選手と子どもたちは同じ食卓を囲んで食事を楽しんだ。会場では子どもたちが描いた似顔絵が贈られたり、篠山のウォームアップストレッチを真似する姿が見られるなど、和やかな時間が流れた。

特にこの食事時間は、スポーツという枠を超えた人間同士の“ふれあい”を生む大切な時間であり、子どもたちにとっても「一緒に笑った思い出」が深く刻まれた時間となった。

バスケットボールクリニックで実技指導

午後は、音楽とバスケットボールを組み合わせたスポーツリズムトレーニングからスタート。ECHAKE-NA NOTOの池田インストラクターによる指導で、子どもたちはリズムに合わせて楽しく身体を動かしながらアップを行った。

その後、篠山、橋本、湊谷が中心となり、ドリブル、パス、シュートといった基本技術のレクチャーを実施。最後には、子どもたちのチームと選手チームによるエキシビションマッチが行われ、観客からは大きな歓声と笑顔があふれた。

3選手のコメント:継続こそが支援

イベントの最後には集合写真が撮影され、充実した一日を参加者全員で記録に残した。以下は、主催した3選手からのメッセージである。

篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)

「クラウドファンディングで応援してくださった皆さまのおかげで、能登に来ることができました。現地を自分の目で見ることの大切さを実感し、子どもたちの笑顔に出会えたことで、支援の必要性を再確認しました。この1回で終わらせず、継続的に能登と関わっていきたいです」

橋本竜馬(ベルテックス静岡)

「被災地の現状を実際に見て、未だ復旧していない地域の多さに驚きました。イベントを通じて“自分たちに何ができるか”を改めて考えるきっかけになり、今後も行動し続けたいと思っています」

湊谷安玲久司朱(元横浜BC)
「今回が88 Basketballとしての初めての復興支援でした。現地の現状を直接見て、本当の意味での“復興”とは何かを深く考える時間になりました。子どもたちの笑顔が見られて本当に嬉しかったし、今後もこういった活動を続けていきたいと強く思いました」

まとめ:スポーツが持つ力と、支援のこれから

「88 SMILE in Noto」は、被災地に物理的支援だけでなく、“心のケア”を届ける新しい形の支援として、多くの意義を持った取り組みだった。スポーツ選手が地域と直接向き合い、交流を通じて地域の“再起”を支える姿勢は、今後の災害支援モデルの一つとなり得るだろう。

バスケットボールがもたらす笑顔、熱狂、つながり――それはまさに、復興への原動力。88 Basketballの活動は、今後も日本各地でその価値を広げていくに違いない。

ジョン・パトリックが台湾新北キングスの新HCに就任!千葉Jで歴史を作った名将がアジアで再出発

名将ジョン・パトリック、台湾プロバスケ・新北キングスの指揮官に就任


2025年7月9日、台湾のプロバスケットボールクラブ「新北キングス」は、元千葉ジェッツHCのジョン・パトリック氏を新たなヘッドコーチとして迎え入れることを正式発表した。パトリック氏は日本バスケ界でも豊富な経験と輝かしい実績を持つ指導者であり、今回の就任は台湾リーグTPBLにとっても大きな話題となっている。

新北キングスは、2024年に発足したTPBL(Taiwan Professional Basketball League)において初代王者に輝いた強豪。チームには元NBA選手でアジア圏で圧倒的な人気を誇るジェレミー・リンが所属しており、攻守にわたりアグレッシブなスタイルを展開することで知られている。そんなチームが2025年シーズンに向けて選んだ新指揮官が、日本でB1歴代最高勝率や2冠を成し遂げたパトリック氏だった。

千葉ジェッツでの偉業:勝率.883、24連勝、天皇杯制覇

ジョン・パトリック氏(57歳)は、アメリカ出身ながら近畿大学に留学経験を持ち、日本バスケットボールとの結びつきが深い。JBL時代にはトヨタ自動車アルバルク(現・アルバルク東京)を指揮。その後、ドイツリーグで最優秀ヘッドコーチ賞を受賞し、国際的にも高く評価された実力派だ。

2022年に千葉ジェッツのヘッドコーチに就任すると、その手腕が瞬く間に発揮され、就任初年度にはB1史上最長となる24連勝を記録。シーズン勝率.883(53勝7敗)はB1歴代最高であり、2023−24シーズンには東アジアスーパーリーグと天皇杯の2冠を獲得。名実ともに「勝てるチーム」を作り上げた。

彼のバスケはディフェンスを土台としたハードなスタイルと、選手の自立を促すマネジメントが特徴。実績だけでなく、指導哲学の面でもチームに強い影響を与えるタイプのコーチだ。

台湾の新リーグ「TPBL」と新北キングスの挑戦

TPBLは2024年に新たに設立された台湾のプロリーグであり、元P.LEAGUE+やT1リーグのクラブが再編・統合される形でスタートした。リーグの初年度王者となったのが新北キングスであり、ジェレミー・リンや高身長外国籍選手の起用など、グローバル視点での編成が特徴だ。

昨季、チームを率いたライアン・マルシャンHCはリーグ最優秀コーチ賞に輝いたが、今オフに日本のB2クラブ「福島ファイヤーボンズ」への移籍が決定。後任探しが急務となる中で白羽の矢が立ったのが、実績と知名度を兼ね備えたパトリック氏だった。

GMの言葉:「ゴッドファーザーのような存在」


新北キングスのゼネラルマネージャーであるジェームス・マオ氏は、パトリック氏の就任にあたり以下のようにコメントした。

「パトリックはまるで“ゴッドファーザー”のような偉大な指導者。国際的な視野と経験を兼ね備え、これまで数々のチームを再構築してきた。キングスを次なる優勝へ導いてくれると確信している」

このように、台湾のバスケット界からも大きな期待が寄せられていることがわかる。

選手たちへの影響と展望:リンとの融合、新戦術は?

パトリック氏の指導下で最も注目されるのは、ジェレミー・リンとの化学反応だ。NBA、CBA、PBAなどを経験してきたリンにとっても、国際的な知見を持つ指導者とのタッグは刺激になるはずだ。

また、パトリック式ディフェンス重視バスケが台湾リーグの中でどのような効果を発揮するかも注目される。特に速攻重視のアジア系バスケにおいて、パトリックの「ハードDからのオフェンス」は強力な武器となる可能性がある。

Bリーグとの対比と移籍動向:今後の帰還も視野?

Bリーグファンにとってもパトリックの去就は関心事だ。彼の千葉J退任後、後任のHCがどうチームを引き継ぐのか、また今後パトリック氏が再びBリーグに復帰する可能性も否定できない。

実際、2024−25シーズンは日本の複数クラブでもHC交代が続いており、「勝たせられる外国人HC」は争奪戦となっている。TPBLでの成果次第では、数年以内のBリーグ復帰、または日本代表のアシスタントなどの選択肢も見えてくるだろう。

まとめ:アジア全体のバスケ成長を象徴する存在へ


ジョン・パトリックの台湾行きは、単なる1クラブの補強にとどまらず、アジアバスケットボール界の成長と多様性を象徴する事例とも言える。日本、ドイツ、そして台湾を渡り歩く中で蓄積された指導哲学と戦術は、今後のアジアバスケに新たな刺激をもたらすことだろう。

これまでにもBリーグとCBA、KBL、PBAなどアジア各国間でのコーチ・選手の交流は進んでいたが、今回のような「日本で実績を残した指導者が台湾に行く」流れは、TPBLの国際化と成熟の証でもある。

今後、新北キングスがパトリックの下でどんなバスケを見せてくれるのか。アジアのバスケファンは大いに注目している。