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河村勇輝が“きのこの山”でブルズのロッカールームを席巻!ルーキーたちも絶賛、日本カルチャーでチームを繋ぐ

河村勇輝が“日本のお菓子外交”を実践!ブルズのチームケミストリーに貢献

NBAサマーリーグ2025で活躍を続ける河村勇輝が、コート外でもチームに大きなインパクトを与えている。今度は“日本のお菓子”を通じて、シカゴ・ブルズのルーキーたちとの信頼関係を一段と深めた。

7月中旬、ブルズの公式YouTubeチャンネルで公開されたコンテンツ「世界のお菓子の食べ比べ」に河村が登場。チームメイトのノア・エセング(フランス出身)とともに、フランスと日本の代表的なスナックを紹介し合うユニークな動画企画となった。

河村はかつて所属したメンフィス・グリズリーズ時代から“チームに日本のお菓子を差し入れする男”として知られており、今回もそのホスピタリティをフル発揮。ブルズのロッカールームに明治製菓の名品「きのこの山」が再び姿を現した。

ブゼリスが10点満点を即答!抹茶キットカットから幕を開けた“お菓子外交”

動画の冒頭で紹介されたのは、日本土産の鉄板とも言える「キットカット 抹茶味」。河村と同席したドラフト11位のルーキー、マタス・ブゼリスは「日本のお菓子は初めて」と語りつつ、ひと口食べた瞬間に「10点満点」と即答。甘さと抹茶の風味のバランスが高く評価された。

続いては、杉本屋製菓と人気アニメ『ONE PIECE』がコラボした「ミニカップゼリー」。漫画ファンでもあるエセングは「エッグヘッド編」のパッケージに反応し、火拳のエースを“GOAT”と讃える場面も。日本のアニメカルチャーとお菓子文化の融合が、海外の若手選手にも刺さった形となった。

“本命”きのこの山登場で河村が本領発揮!評価は大満足の「Amazing」

満を持して登場したのが、河村が「これがベスト」と断言する“本命”「きのこの山」。グリズリーズ時代からチームメイトに配り続け、ファンの間でも“きのこの山伝道師”として知られる河村にとって、もはやアイコン的存在だ。

その歴史ある日本菓子を受け取ったブゼリスは、食べるなり「もうひとつちょうだい」と即リクエスト。一方、フランス出身のエセングも「Amazing」と叫び、見た目のユニークさも含めて大絶賛。ブルズのルーキーたちは“チョコ×クラッカー”の黄金コンビネーションにすっかり魅了された。

オーストラリア出身のラクラン・オルブリッヒも興味津々に手を伸ばし、3人の評価は総じて上々。アメリカを代表する都市・シカゴのロッカールームで、日本のスナックが支持を集めるというユニークな構図が生まれた。

次々と登場する日本銘菓たち──文化交流の“スイートスポット”

動画ではさらに、「ラムネ」や「コロロ」「フェットチーネグミ」「プリッツ」「シャインマスカット大福」など、個性豊かな日本のお菓子が登場。食感・風味・デザインいずれも独特で、試食者たちのリアクションは終始リアルかつ好意的だった。

特に「シャインマスカット大福」はブゼリスのお気に入りとして選出され、「フルーツともちのコラボは新鮮だった」とコメント。一方、エセングとオルブリッヒは「きのこの山」「プリッツ」「フェットチーネグミ」をそれぞれ高評価し、ランキング形式でお気に入りを発表するシーンも。

この映像は単なる“試食会”にとどまらず、日本文化を自然な形でシェアする「文化交流コンテンツ」としての役割を果たしている。

河村勇輝の“人間力”が育むグローバルチームの基盤

今回のようなコート外での“文化交流”こそ、グローバルチームにおける重要なチームビルディングだ。言葉の壁を越えて「食」というユニバーサルなテーマで仲間と繋がる手法は、河村のような海外挑戦組にとって極めて効果的なアプローチである。

NBAという巨大な環境のなかで、ただ実力を示すだけでなく「どんな人間であるか」が問われるシーンは数多い。特にサマーリーグでは、ロスターの座を争う中で“人格”や“周囲との調和性”が重視される。河村のような選手が“文化の媒介者”としても高評価を得ているのは、まさにこの文脈の中にある。

GL3x3視点:オフコートの“文化的プレー”がチームを作る

バスケットボールでは、コート上のプレー以上に「ロッカールームでの存在感」が重視される場面も多い。GL3x3では、そうした“オフコートパフォーマンス”を「カルチャー・プレー」と位置づけ、選手価値を評価する指標のひとつとして注目している。

今回の河村の行動はまさにその好例。言葉や国境を越えて、日常的な“スナック”というコミュニケーションツールで仲間との信頼を築く──これは3×3バスケのような即興性と連携が求められる競技においても極めて重要な資質だ。

試合でのハンドリングやアシストに加えて、カルチャー発信力までも兼ね備えた河村は、グローバルアスリートとして理想的な立ち位置にいるといえる。

まとめ:きのこの山は国境を越える──河村勇輝、“文化のバスケ”を体現

“きのこの山”を片手に、NBAルーキーたちと笑顔を交わす河村勇輝。その姿は、バスケの枠を超えた“文化交流”の象徴そのものだった。

プレーでの躍動と同時に、こうした柔らかな人間力がチームに与える影響は計り知れない。今後のNBA本契約、さらには3×3代表候補としての成長にも、大きくポジティブな影響を与えるだろう。

河村が築いたこの“きのこの山外交”──その甘さと優しさは、まさに日本バスケが世界に誇れる“もうひとつの武器”かもしれない。