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琉球ゴールデンキングス、ヴィック・ローと契約継続|B1ベスト5選出のエースが3年目へ

ヴィック・ロー、琉球で3年目へ突入!2025−26シーズン契約継続を発表

B1リーグ所属の琉球ゴールデンキングスは2025年6月27日、アメリカ出身のフォワード、ヴィック・ローとの契約を2025−26シーズンも継続することを公式発表しました。チームの得点源としてだけでなく、精神的支柱としても存在感を発揮してきたロー。3年目となる来季も琉球の中心選手として活躍が期待されます。

NBA経験も持つ万能フォワード、ヴィック・ローのプロフィール


ヴィック・ローは1995年生まれの29歳。アメリカ・イリノイ州出身で、身長201センチ、体重94キロのスモールフォワード兼パワーフォワードです。ノースウエスタン大学で4年間活躍後、2019年にはNBAのオーランド・マジックと2Way契約を結び、主に下部組織であるGリーグのレイクランド・マジックでプレーしました。

その後、オーストラリア・NBLや日本の千葉ジェッツでもプレー。2023−24シーズンから琉球に加入し、日本バスケファンにも強い印象を与える活躍を続けています。

2024−25シーズンの主力として活躍、B1ベストファイブにも選出

在籍2年目となった2024−25シーズン、ローはB1リーグ戦で全56試合に出場。そのうち47試合でスターティングメンバーを務め、チーム最多となる平均16.0得点、3.6アシストを記録しました。オフェンスの軸としてだけでなく、クラッチタイムにおける勝負強さ、ゲームメーク力、ディフェンスでも高い貢献を見せました。

これらの活躍が評価され、シーズン終了後にはリーグの「B1ベストファイブ」にも選出。名実ともにリーグ屈指のフォワードとしての地位を確立しました。

岸本不在でもチームをけん引、4年連続ファイナル進出の原動力に

シーズン終盤にはキャプテンの岸本隆一を怪我で欠く苦しい展開が続きましたが、ローは精神的支柱としても存在感を発揮。オフェンスを司るだけでなく、試合終盤の重要な場面で冷静に得点を重ね、琉球を4年連続となるB1ファイナル進出へ導きました。

ローの“勝負強さ”はチームメートだけでなく、ファンや対戦相手にも大きな印象を残し、琉球が強豪として地位を維持し続ける要因の一つとなっています。

ローのコメント「沖縄の一員として、さらなる成長を目指す」


今回の契約継続にあたり、ヴィック・ローはクラブを通じて次のようにコメントしました。

「琉球ゴールデンキングスの選手として、3年目のシーズンを迎えられるのが本当に楽しみです! この2年間は本当に素晴らしい時間で、チームや沖縄の街からたくさんのことを学びました。新しいシーズンで何が待っているのか、今からワクワクしています。バスケットボール選手としても、そして沖縄の代表としても、これからもっと成長していけると信じています」

単なるプロ契約選手ではなく、クラブと地域への強い思いを持っていることが伝わるメッセージ。ローのコメントからは、次のステップとしての“地域代表選手”という意識の高さも見て取れます。

ジャック・クーリーも契約継続、琉球の主軸が出揃う

同日、琉球はもう一人の主力インサイドプレーヤー、ジャック・クーリーとの契約継続も発表しました。これにより、2025−26シーズンもローとクーリーの主力コンビが引き続きチームを支える体制が整いました。

現時点で来季の契約未発表選手はケヴェ・アルマのみとなっており、チーム編成は最終段階へと進んでいる模様です。琉球のフロント陣は、早い段階から来季の体制強化に動いており、リーグ制覇へ向けて着実な準備を進めています。

琉球ゴールデンキングスにおけるローの存在意義

ローは単なるスコアラーではなく、戦術理解度の高いプレーメーカーであり、ディフェンスでも高い貢献を果たせる万能型のフォワード。高いスキルセットとバスケIQを備えた選手であり、まさに“琉球の要”と言える存在です。

また、ファンとのコミュニケーションや沖縄文化への適応力の高さもあり、地域密着型クラブとしての価値を体現する存在。3年目となる来シーズンは、さらなるリーダーシップ発揮が期待されます。

まとめ|タイトル獲得へ向け、琉球のエンジン再始動


ヴィック・ローの契約継続は、琉球ゴールデンキングスにとって今オフ最大級の朗報。得点力、リーダーシップ、地域貢献のすべてを兼ね備えた彼の存在は、クラブの未来にとって欠かせないピースです。

来季、B1制覇を目指す琉球にとって、ローのさらなる進化がチームの鍵を握ることは間違いありません。ファンにとっても、また彼の成長ストーリーを追う楽しみが続くことになるでしょう。

ジャック・クーリーが琉球と再契約!6年目の信頼厚く「再び沖縄に優勝を」

琉球ゴールデンキングス、クーリーとの契約継続を正式発表

Bリーグ・B1に所属する琉球ゴールデンキングスは、2025年6月27日、インサイドの要であるジャック・クーリーとの契約を2025−26シーズンも継続すると公式に発表しました。6年連続でチームに在籍することになるベテランビッグマンの存在は、今後も琉球の中心として機能していくことが期待されています。

206cmのビッグマン、琉球の柱として安定した成績を記録


ジャック・クーリーはアメリカ・イリノイ州出身で、現在32歳。身長206cm、体重112kgの恵まれた体格を活かし、センターポジションで長年活躍してきました。大学時代はノートルダム大学で活躍し、NBAのユタ・ジャズやGリーグ、さらには海外リーグでも経験を積んだ後、2019年に琉球と契約し日本の舞台へ。その後は琉球に完全フィットし、リーグでも屈指のインサイドプレイヤーとして知られる存在となりました。

2024−25シーズンのスタッツ:全試合出場で安定した貢献

2024−25シーズンには、B1リーグ戦の全60試合に出場。1試合平均で24分39秒のプレータイムを得て、12.3得点、9.9リバウンド、1.3アシストという安定感のある数字を記録しました。とりわけリバウンド面では相手の攻撃を断ち切るだけでなく、セカンドチャンスを生み出す重要な役割を担っています。

またこのシーズン、琉球はクラブ史上初の天皇杯制覇を成し遂げ、西地区優勝も飾りました。さらに、4年連続でBリーグファイナルに進出するなど、リーグトップクラスの成績を残す原動力となったのがクーリーの存在です。

「この島にもう一度チャンピオンシップを」本人が語る決意

契約継続の発表に際し、クーリーは次のように意欲を語りました。

「2025−26シーズンも沖縄でプレーできることに誇りを感じています。琉球というチーム、そしてファンの皆さんとともに、またこの特別な場所で戦えることに感謝しています。前シーズンは天皇杯優勝やファイナル進出など、確かに成果はありましたが、目指していたリーグ制覇は逃しました。だからこそ、来シーズンはさらに高みを目指して、全力で臨みたいと思います」

琉球とクーリーの関係性はさらに深まるか


2019年に琉球に加入して以来、クーリーはプレーだけでなく、リーダーシップでもチームを支えてきました。ピック&ロールからのフィニッシュ、ゴール下でのポストプレー、スクリーンを駆使した戦術的プレーなど、クーリーの存在が琉球のオフェンス・ディフェンスの両面を支えていることは疑いようがありません。

また、沖縄という土地への愛着やファンとの絆も深く、クーリーが「沖縄は特別な場所」と語るように、単なる選手以上の存在として地域にも根付いています。彼の残留は、来季のチーム強化だけでなく、ブースターのモチベーションにも大きな影響を与えるでしょう。

琉球の未来に向けて:ベテランと若手の融合に注目


2025−26シーズン、琉球はクーリーを軸に据えつつも、次世代選手の台頭も求められるタイミングに差し掛かっています。クーリーの経験と安定感は、若手にとっては貴重な学びの機会であり、チームにとっては大きな資産です。

Bリーグでも屈指の組織力とファンベースを持つ琉球において、クーリーがどのような形でチームを牽引していくか、そして悲願のリーグ制覇にたどり着けるか、今後の動向が注目されます。