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NBAファイナル2025終了直後に大型移籍連発!レブロンは「あと2年現役」と発言、去就に注目集まる

サンダーがファイナル制覇、NBA2024-25シーズンが閉幕

2025年6月23日(現地時間22日)、ついに「NBAファイナル2025」の最終戦が行われ、オクラホマシティ・サンダーがインディアナ・ペイサーズを下してフランチャイズ史上初の優勝を果たしました。これはシアトル・スーパーソニックスから移転した2008年以降で初のリーグ制覇となり、記念すべき快挙となりました。

今季サンダーは、リーグトップの勝率でレギュラーシーズンを終え、プレーオフでも強豪を撃破しながら順調に勝ち進みました。第7戦まで粘ったペイサーズとの激戦を制し、若きタレント軍団がついに王者へと上り詰めたのです。

シーズン終了直後から移籍市場が活発化

シーズンが終了したばかりにもかかわらず、すでに来季に向けた大型トレードや移籍の報道が相次いでいます。なかでも最初に注目されたのは、デズモンド・ベインのオーランド・マジック移籍報道でした。続いて、ケビン・デュラントがヒューストン・ロケッツへ加入するニュースや、ドリュー・ホリデーがポートランド・トレイルブレイザーズに移籍するという驚きの動きも明らかになっています。

このように、2025−26シーズンに向けて各チームの再編が早くも始まり、ファンの視線はすでに新たなシーズンへと向けられています。

ベテラン選手の去就にも注目が集まる

今オフの移籍市場では、若手の台頭とともに「ベテラン勢の動向」にも注目が集まっています。特に話題となっているのが、ケビン・デュラント(36歳)、ステフィン・カリー(37歳)、そして現役最年長のスーパースターであるレブロン・ジェームズ(40歳)の去就です。

彼らはいずれも2000年代からリーグを牽引してきた象徴的存在であり、そのキャリアが終盤に差し掛かっていることから、今後の動向には世界中のバスケットボールファンが注目しています。

「あと2年はプレーする」レブロンが現役続行に言及

6月22日、イベント『Fanatics Fest』にてレブロン・ジェームズが現役続行に関する発言を行い、大きな話題を呼びました。同イベントでは、サンアントニオ・スパーズの若きスター、ビクター・ウェンバンヤマやNFLの伝説的QBトム・ブレイディらとともに登壇し、トークセッションを展開。

その中で、親友でありビジネスパートナーでもあるマーベリック・カーターから「あと何年プレーを続けるのか?」と問われたレブロンは、ウェンバンヤマを指差しながら次のように答えました。

「彼(ウェンバンヤマ)が俺のシュートをブロックして、スタンドにぶち込む限りはやめないよ。彼が俺の引退のタイミングを決めるんだ」

このコメントに対し、ウェンバンヤマは「彼の引退は僕より後になるね」と笑顔で返答。会場は笑いに包まれました。

レブロン「確実にあと2年はやる」発言に現実味

その後、改めて「あと何年プレーするつもりか?」と聞かれたレブロンは、真剣な表情で以下のようにコメント。

「レブロンにはまだ余力があると思ってる。あと2シーズンは確実だよ。賭けてもいい」

これは、自身のキャリアについて公式に言及した数少ない発言のひとつであり、ファンやメディアの間では「レブロンのラストイヤーが近づいている」という見方と、「まだ記録を塗り替える可能性がある」という両方の期待が高まっています。

ウェンバンヤマは「レブロンがデビューした年にまだ生まれていなかった」


この場で共演したウェンバンヤマは、2004年1月生まれの21歳。レブロンがNBAデビューを果たした2003年には、まだこの世に誕生していなかったという事実が、いかにレブロンが長年トップレベルを維持してきたかを物語っています。

自身の半分以下の年齢の選手たちと同じ舞台で競い合い、なおもリーグで通用するスキルとフィジカルを保ち続ける“キング”の姿は、多くの選手たちにとって目標であり、バスケット界の生きるレジェンドそのものです。

来季以降も続く“世代交代と共存”の構図

2025−26シーズンのNBAは、ウェンバンヤマやチェット・ホルムグレン、スコット・ヘンダーソンといった新時代の若手と、レブロンやカリーといったレジェンド世代が同時にリーグを彩る貴重なシーズンとなりそうです。

どのタイミングでレブロンがユニフォームを脱ぐのかは現時点では不明ですが、本人が「あと2年」と語ったことで、少なくとも2026−27シーズンまでは彼の雄姿を目にすることができそうです。

今後のドラフトやフリーエージェント市場にも影響を与える可能性があり、レブロンの発言はリーグ全体の展望にとっても大きな意味を持ちます。

レブロンの“最後の舞台”はどこになるのか?

現在もレイカーズとの契約が継続しているレブロンですが、2025年以降の動向にはさまざまな憶測が飛び交っています。息子ブロニー・ジェームズとの共演を望んでいるという噂も根強く、どのチームで“最後の戦い”を迎えるのかにも大きな注目が集まっています。

ファンとしては、ただ「あと2年」の発言を喜ぶだけではなく、彼が最高の形でキャリアを終えるための環境を整えてほしいと願うばかりです。