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男子バスケ日本代表、韓国戦GAME1の招集メンバー発表!テーブス兄弟&中村太地がロスター入り、バスケットLIVEで独占配信

日韓戦が開幕!FIBAアジアカップへ向けた日本代表強化の重要試合

2025年7月11日、男子バスケットボール日本代表が韓国代表との国際強化試合「日韓戦 GAME1」に挑む。FIBAランキング21位の日本と、同53位の韓国によるこの一戦は、8月にサウジアラビアで開催される「FIBAアジアカップ2025」に向けた最終調整の一環として、トム・ホーバスHC率いるチームにとって非常に重要な位置づけとなる。

試合概要:バスケットLIVE独占配信で注目度上昇

第1戦は7月11日(金)19時にティップオフ。韓国・安養室内体育館で開催され、日本では「バスケットLIVE」が独占ライブ配信を行う。実況は永田実氏、解説には元日本代表で現役選手の橋本竜馬(ベルテックス静岡)が登場する。

  • 日時:2025年7月11日(金)19:00開始
  • 場所:韓国・安養室内体育館
  • 配信:バスケットLIVE(18:36〜配信開始)

注目ポイント①:韓国との対戦は実戦強化に最適

日本代表は、7月初旬に行われたオランダ代表(FIBAランキング54位)との2連戦で1勝1敗と健闘。川島悠翔(20歳/シアトル大学)が13リバウンド、中村太地(28歳/島根スサノオマジック)が16得点を挙げるなど、若手の台頭が目立った。

今回の韓国戦でも、同様に成長株がどこまでアピールできるかに注目が集まっている。ホーバスジャパンは、シューターとインサイドの新戦力を中心に、さらなる戦術オプションの模索を進める構えだ。

注目ポイント②:ロスター12名発表|若手と主力の融合

7月11日のGAME1に出場するロスター12名が、日本バスケットボール協会(JBA)より発表された。

フォーダム大学でプレーする203cmの大型ウイング、ジェイコブス晶(21歳)を筆頭に、ホーキンソン、金近廉、テーブス兄弟、中村太地らが顔をそろえる。テーブス流河(21歳/ボストン・カレッジ)など、新進気鋭の選手たちも多く、試合を通じて国際経験を積む絶好の機会となる。

【韓国遠征GAME1 ロスター12名】

  • #4 ジェイコブス晶(SF/203cm/フォーダム大学)
  • #7 テーブス海(PG/188cm/アルバルク東京)
  • #13 金近廉(SF/196cm/千葉ジェッツ)
  • #14 狩野富成(C/206cm/サンロッカーズ渋谷)
  • #17 中村太地(PG/190cm/島根スサノオマジック)
  • #19 西田優大(SG/190cm/シーホース三河)
  • #21 湧川颯斗(PG/194cm/三遠ネオフェニックス)
  • #23 ジャン・ローレンス・ハーパージュニア(PG/181cm/サンロッカーズ渋谷)
  • #24 ジョシュ・ホーキンソン(C/208cm/サンロッカーズ渋谷)
  • #25 川島悠翔(PF/200cm/シアトル大学)
  • #35 佐土原遼(SF/192cm/琉球ゴールデンキングス)
  • #45 テーブス流河(PG/184cm/ボストン・カレッジ)

登録メンバー16名:競争激化と戦術多様化の兆し

今回の韓国遠征メンバーは以下の16名。オランダ戦で起用されたメンバーと同一構成となっており、FIBAアジアカップ2025に向けた本格選考モードに突入している。ベンチ外の4名(吉井裕鷹、川真田紘也、渡邉伶音、山﨑一渉)も含め、今後のローテーション入りを狙う競争は激しい。

【韓国遠征登録メンバー16名】

※上記12名に加え、以下4名が登録。

  • #20 山﨑一渉(SF/200cm/ノーザン・コロラド大学)
  • #42 渡邉伶音(PF/206cm/東海大学)
  • #91 吉井裕鷹(SF/196cm/三遠ネオフェニックス)
  • #99 川真田紘也(C/204cm/長崎ヴェルカ)

スタッフ体制|日本代表を支える多様なバックアップ

ホーバスHCのもと、勝久ジェフリー(川崎)、佐々宜央(琉球)らクラブ現場経験豊富なアシスタントコーチ陣が脇を固める。スポーツパフォーマンス・トレーナー陣も万全で、選手の状態を細かく把握しながら、短期遠征中のコンディショニングを支える。

今後の展望|8月アジアカップと2026W杯を見据えて

今回の日韓戦は単なる強化試合ではなく、「FIBAアジアカップ2025」予選突破、さらには「FIBAワールドカップ2026」へと続く長期ロードマップの起点である。新たなリーダー候補の台頭、国際レベルでの実戦経験、戦術精度の向上がすべての鍵を握る。

まとめ:日韓戦は未来の代表を占う試金石

ベテランと若手の融合が進むホーバスジャパン。今回の韓国戦では、前回のオランダ戦で存在感を見せた選手たちが再び躍動できるかが焦点となる。また、テーブス海と流河の“兄弟共演”にも注目が集まる。

7月11日19時、日韓ライバル対決の火ぶたが切って落とされる。ファンにとっても、未来の日本代表を見極める絶好の機会だ。バスケットLIVEでの生配信をお見逃しなく。

中村太地がホーバスジャパンで鮮烈デビュー!16得点の活躍「打ち続けた結果が出た」

中村太地、28歳でつかんだホーバスジャパン初出場の舞台


2025年7月6日、有明アリーナで開催された「日本生命カップ2025」第2戦にて、日本代表はオランダ代表を74-53で下し、連勝を飾った。この試合で最も注目を集めたのが、島根スサノオマジック所属の中村太地(28歳)である。彼にとってこの試合は、トム・ホーバスHC率いる“ホーバスジャパン”でのデビュー戦だった。

中村はB2リーグのスコアラーとして知られ、2024-25シーズンには平均11.2得点を記録。特にアウトサイドシュートの安定感に定評がある。そんな彼が、ついに日本代表のユニフォームに袖を通したこの日、3ポイント4本を含む16得点をマーク。試合を通じて堂々たる存在感を放ち、チーム最多得点での華々しい代表デビューとなった。

「シュートは打ち続けろ」— ホーバスHCの教えに応えた一戦


試合後のヒーローインタビューで中村は、「練習中からホーバスコーチに“打て、打ち続けろ”と常に言われていました」と語った。その言葉通り、この試合で中村は迷いなくボールを放ち続けた。外からの積極的な攻撃姿勢に加え、ボールムーブメントに組み込まれたオフボールの動きも光り、まさに“ホーバスジャパン”が求めるガード像に近づく内容となった。

中村自身は「今日はたまたま入った日」と謙遜しつつも、「打ち続けた結果が出たことをすごくうれしく思います」とコメント。日本代表の3P成功率を底上げする存在として、今後への期待が高まる試合となった。

支えた仲間とともに— 感謝の言葉とチームプレーの重視

中村はインタビューで「ガード陣が良いパスをくれたおかげ」「スクリーンをかけてくれたビッグマンたち、練習を支えてくれたコーチ陣にも感謝したい」と語り、個人の活躍を支えたチーム全体への感謝を忘れなかった。

この姿勢は、ホーバスHCが重視する「チームで戦うバスケ」とも一致する。個の強さとチームの連動性を両立させるスタイルを体現した中村は、まさに“ホーバスシステム”における新たなキーピースとなる可能性を示した。

ホーバスジャパンの現在地と中村のポジション争い


トム・ホーバスHCは2021年から男子代表を率い、パリ五輪出場、そして2025年のアジアカップ制覇を目標に掲げている。現在のロースターには富永啓生(ペイサーズ)、河村勇輝(NBAサマーリーグ参戦中)、並里成(名古屋D)、西田優大(宇都宮)らタレントが揃うが、バックコートの競争は激しさを増している。

その中で中村太地は、「シューター」としての特性を活かし、オンボールでもオフボールでも機能する柔軟性をアピール。ホーバスHCが目指す“多機能型ガード”として、新たな戦力の台頭と見る向きも多い。

今後の代表スケジュールとアジアカップ2025の行方

日本代表は7月11日と13日に韓国とのアウェー2連戦を控え、19日・20日には「SoftBank CUP 2025(千葉大会)」でデンマーク代表と対戦。その後、8月5日からはFIBAアジアカップ2025(開催地:サウジアラビア)が開幕する。

中村がこのままローテーション入りを果たせば、アジアカップ本番でも日本代表のキーマンとして活躍する可能性は高い。特にゾーン対策が重要な国際大会では、アウトサイドからの高確率なシュートが勝敗を左右する要素となるため、中村のプレースタイルはチームにとって貴重な戦力となり得る。

ファン・メディアの反応とSNSでの評価

X(旧Twitter)やInstagramでは「中村太地すごすぎる」「こんなに打てる選手いたのか」「ホーバスに見出された逸材」といったポジティブな投稿が相次いでいる。テレビ中継でも解説陣から「今後の日本代表にとって重要な存在になる」と称賛され、初戦から強烈なインパクトを残した。

また、スポーツ各紙も一面で中村の活躍を報じており、「打ち続ける勇気が道を開いた」と見出しを掲げるメディアも。観客動員数も前回比で15%増となっており、彼の存在が日本代表の“新たな顔”として認知されつつある。

過去の事例と比較:代表デビュー戦でのインパクト

過去、日本代表でデビュー戦から鮮烈な印象を残した選手といえば、2019年の比江島慎や、2023年の富永啓生らが挙げられる。彼らに共通していたのは、遠慮せずに自らのプレーを貫いたことだ。中村もまた、「型にハマらず、自分の武器で勝負した」ことで、観る者に強い印象を与えた。

代表デビュー戦で2桁得点を挙げたガードは過去5年でも数えるほどであり、中村の16得点は統計的にも注目すべき記録だ。

まとめ:中村太地がもたらす日本代表の進化

中村太地の代表初出場は、単なる“1試合の出来事”では終わらない可能性を秘めている。スコアリング能力、積極性、そしてチームメイトへの敬意。これらを兼ね備えた彼の登場は、日本代表の攻撃バリエーションを豊かにし、ホーバスジャパンのさらなる進化を促すことになるだろう。

今後の韓国戦、デンマーク戦、さらにはアジアカップ本番に向けて、中村の起用法とパフォーマンスに注目が集まる。GL3x3では引き続き、日本代表の最新動向とともに、注目選手の活躍を深掘りしていく。